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難病ですよ

「ねえ〈げんぱつせい こうかせい たんかんえん〉って何じゃろうか?」

朝一番、高千穂の母から電話。
しかも、何の補足説明もない質問。
「とりあえず、胆管炎ってことは、胆嚢につながる管が炎症を起こしてるよね」
というと、
「えっ!肝臓は悪かったらしいけど」
つまり、肝臓が悪いので、その他の臓器名が出て来る意味がわからないということなのだと思う。
「あのね、肝臓と胆嚢は繋がっててね…(+説明)」
昔から思っていたけれども、医療に対するリテラシーが低い。
 特に田舎はその傾向が強いような気がする。
リテラシーが低いのか、自分の身体に興味がないのか、何なのか。
例えば、手術をすれば終わりだと思っている人は多いと思う。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という諺が頭に浮かぶ。

とはいえ、人の身体について勉強するようになるまでは、自分の生理のことすら面倒臭いものだと思っていた。

リテラシーが低いのは、仕方のない事なのだ。

だって、習っていないから。

確か、アメリカの健康学研究者のアンドルー・ワイル博士は、小学生くらいから医学の勉強を組み込んだ方が良いと、映画か何かで言っていたような気がする。

昔の中国だと、兄弟のうち一人は医者にするとかあったような。
さて〈原発性硬化性胆管炎〉とは難病指定になっている。
 医療費がどうなるかな。
それにしても、
 足のむくみが酷いから病院に行ったら腹水が溜まっていたって…。
親戚が多いと(主に高齢者)、色々と心配事は増える。
「西洋医学と異なる視点を持つ事で、行き場のなくなった患者さんの救いになる可能性がある」と教えていただき、経絡治療(井上系)を選択して良かったと思った事を、ふと思い出した。

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