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京都・甍技塾(いらかぎじゅく)

昨日、受講のため京都・嵐山へ行ってきた。

雪が残り、とても美しい所だった。

お昼の休憩時間に、ふらっと散歩に出かけたら、軽快なジャズが耳に入った。

そのまま、ふらふらーっと入店。

カフェかと思いきや、なんとそこは瓦屋さん。

話を聴けば、どうやら有名どころの様子。

しかも、大分でも施工をしたとのこと。

別府のビーコンプラザに瓦がはってあるなんて知らんかった!!

多分、大分県民で知る人は少なかろう・・・。

そして、この会社の理念も素晴らしい。

どこでもそうだか、人を育てて行けなければ、衰退の一路を辿る。

だからどんなに手間暇かかろうと、人を育てることは大切だ。

幸い、わたくしは非常に不出来だが、申し訳ないくらい、もの凄く丁寧に指導していただけている。

だからこそ、少しでも成長して、人を育てていけるようになりたい。

 

以下に、甍技塾の会社案内より理念を引用する。

甍技塾 徳舛瓦店 有限会社

崇峻天皇元年(588年)百済から伝えられた瓦は、先人のたゆまない努力と改良により、わが国の気候風土に合わせた独自の発展を遂げました。

『甍の波と雲の波・・・』の唄にも出てくる屋並み(甍の波)や寺院建築の大きな屋根は、日本特有の風情をかもしだし、人々の心をなごませてくれています。

さてこのような、瓦屋根の魅力はどこから来るものなのでしょうか。

重厚さと繊細さ、光の当たる陰と陽、焼き物であるねじれた瓦一枚一枚が不揃いに揃っていること、むくったり反ったりしている曲線の微妙なラインの組み合わせ。

瓦屋根の魅力は、このような自然素材であるという瓦の特製を生かして、『建物を大きくおおらかにゆったりと見せることができる』というところにあります。

弊社では、この日本人の心に浸透する粘土瓦を使用し、皆様に『安心と安全』をお届けすることにより、日本の伝統と文化を守り、地域社会に貢献すべく日々研鑽錬磨しております。

職人本来の商品である『技能と技術』に重きを置き、りっぱな日本人を育てることが社会的な使命と考えております。

本物を追求し、技だけでなく、その人の人間性が一体となって評価をしてもらえるような、元気で明るく前向きな人材。夢と理想を持ち、それを叶えるべく努力を惜しまない人材。人との出逢いを大切にし、一期一会の真心を伝えていく人材を育ててゆきます。

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