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不安定な生と安定した死

人は生を受けこの世に生まれ落ちる。

そこに意味や目的もあるわけではない。

決まっていることはただひとつ。

それはいつか死を迎えるということだけ。

1秒先のこともわかりはしない。

何の保証もない。

安定など存在しない。

人は不安定だからこそ生きていられる。

傾きを繰り返すシーソーのように。

不安定だからこそ動きがある。

動きが止まったとき。

それが死である。

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