「養生」といえば
多くの人は「養生」と聞けば、貝原益軒の『養生訓』を思い浮かべるのではないだろうか?
今週末、11月14日(土)・15日(日)に京都市国際交流会館にて開催される「第二十三回 日本鍼灸史学会」の2日目、
『老子』の養生思想という演題で、山東大学教授・東京大学名誉教授 池田知久先生の特別講演が行われる。
ここの学会の講演は面白いお話が伺えるので、とても楽しみにしている。
たまたま今年は、一足先に抄録集をいただいたので目を通してしまった。
言葉は、時代やその使われ方で意味が変わる。
近年は「わかりやすさ」という事にばかり注目されてしまう。
「わかりやすい」と言うことはそれだけ誤解も多いと言うことにならないだろうか。
などと、私のような偏屈な女はついつい思ってしまう。
それはさておき「養生」という言葉も、時代により意味合いが違っているようだ。
「知らない」ことを「知る」ことは楽しい。
あまりにも知らないことが多いので、よく恥ずかしい思いもするが、
それはそれで楽しみがあって良い。と最近は思えるようになってきた。