i

「ケッカン」だらけのわたしたち~血圧ってなあに②~

私たちの身体には、全身に「血管」が張り巡らされている。

 

身体じゅう、くまなく張り巡らされた「血管」というチューブ(水道の蛇口につなぐホースの方がイメージしやすいだろうか?)の中を、「血」という赤くみえる液体が流れている。

そして、この「血」と呼ばれるものが流れなくなると人間は死んでしまう。

ちなみに、病気になったり、死亡してしまう理由を「血管」目線でみると、

①全身の「血管」に「血」を送り出す、ポンプの役割を担っている「心臓」が止まり、「血」そのものを送り出せなくなった時。(イメージとしては、「血管」の中身がスカスカになってしまった時?)

②「血」の通り道である「血管」が詰まってしまった時。(ホースの中を通る液体に含まれていたドロドロした汚れなどが溜まりにに溜まってしまったりとか)

③「血管」そのものが破損してしまった時。(ホースが古くなって硬くなってしまったとか、温度変化や感情の変化が激しかったりして、ホース自体が傷んでしまい、変化に耐えられなくなってきたり)

 

症状名としてよく耳にするのは、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血、大動脈解離、大動脈瘤の破裂などといったところだろうか。

 

今日から立冬に入る。

これから、今以上に気温もぐっと下がってくるだろう。

ということは、寒くなって血管もキュッと縮むので、血管の抵抗(反発する力)が高くなり、血圧も上がりやすい。

(狭くなったチューブの中を、通常の圧力で血液は流れるので、その結果血圧は高くなる。)

血圧が上がるだけなら良いのだが、こういう時に②とか③も起こりやすい。

多くの人は、なんだかおかしいと思った時になって、はじめて体温や血圧を計ってみたり、突然病院へ駆け込んでみたりする。

そして、「どうにかしてくれ!」と言ってしまうものである。

いや、言葉を発する事が出来るのは、まだ良いのかもしれない。

コメントを残す

サブコンテンツ


このページの先頭へ