学会発表を終えて
今年も、とりあえず発表だけは終わった。
段取りの悪さ、作業の遅延、また雑事にまみれる日常を送っていたので、当然のことながら学会前日になっても資料は出来上がっていなかった。
プリンタの故障、突然フリーズするPC。悲鳴をあげたくなったが、危機管理というか日々のメンテが出来ていない証拠でしかなかった。
アルコール抜きで参加した懇親会の後、アドバイスをいただき、急遽、発表形態をレジュメからパワーポイントに切り替え、せっかくホテルに宿泊しているのにゆっくり横になることもなく、泣きたい気持ちでPCと顔をつき合わせ、真夜中に担当の先生と電話で話し合いをして、「ありがとうございます!大丈夫だと思います!」と精一杯強がり、出来上がってもいないのに朝を迎えてしまった。
そんな感じだったのに・・・何とか発表は終わった。
なんとかなってしまった。
帰りの阪急電車の中で、睡魔に襲われながら、担当してくださっている先生にメールで反省を申し上げると、
「盛り上がったので、全部ノープレです。」と返答をいただいた。そう仰って下さる懐の深さに目頭が熱くなった。
とはいえ、
完全なる準備不足、勉強不足、そして伝えたいことを言語化できないもどかしさ、とにかく自分の出来無さ加減に嫌気がさして仕方がない。
自分があほなのは仕方がないが、あほはあほなりに頑張りましょう。
大陸的な考え方のなかにおいては、あほも利口の要素を含んでいるのかもしれないのだ。
ということで、今後も続けていこう。
何年かかるか解らないけど、奇経八脈の構造を解明しよう。
違和感や疑問を解きほぐしていこう。