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突き詰めたら「感謝」だった

年末年始、ずっと自分と向き合ってみた。

なかなか答えが出てこなくて、非常に苦しい時間だった。

ある日、治療室を掃除をしながら、ふと気がついた。

「私は、なんと多くのものを与えて貰っているのだろう。」

8月に治療院も開設した、学会発表も済ませた、医史学会と東洋医学会の抄録も出せた。

マンションの大家さん、所属する学会の先生方からの多大なる支援。

仕事も出来ている、住むところもある、家族との関係も良好。

若い頃に、沢山失敗もしたし、多くのものも失ったけれども

家族がいた。もしも、再び全てを失っても、私には帰れる家がある。

多くのものを与えて貰っているという事は、

次は与えられる側に移行できるようにならなくてはならない。

 

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