映画「千年の一滴 だし しょうゆ」
臼杵の「かめやま農園」さんによるFacebookへの投稿により、映画「千年の一滴 だし しょうゆ」の存在を知ることとなった。
ちょうどあるイベントで監督さんとOSK(おおいた椎茸農協?)の方、国東の椎茸農家「やまや」さんご夫妻のお話も伺うことができた。
映画には出ていないのだが、撮影前の資料調査にて、大分という土地は、椎茸栽培発祥の地であり、また「なば師」と呼ばれる方々が全国へ椎茸栽培を広めたという事実があったのだそうだ。
この話に、おおいたオーガニックマーケット主催の女性は「あかねこ根性で有名な大分県民にそのような方がいたとは・・・」と驚いていた。
因みにあかねこ根性とは、「出る杭は打つ」というようなものだそうだ。
さて、この映画。まあ画像の美しいこと。まるで宝石のような鰹節にも驚いた。
日本に生まれて良かったねぇ。と思っちゃう。
個人的に衝撃をうけた事は、江戸期の日本人がカビのDNAも変えてしまったという仮説。
日本人恐るべし。どんだけの執念のたまものか。
本物は一朝一夕にできあがるものではない。
そして、それなりの対価が必要である。
当たり前の事ではあるが。