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悲劇と喜劇

人は気分を変えたがる。

人の消費行動の多くは、気分の変化のためだと言われる。

多くの人は、明るさや楽しさなど、陽のカテゴリを求める。

それが故に、暗さや落ち込みなど、陰のカテゴリはよろしくないものだと考えがちである。

明るくなければダメだという思い込み。

それは間違いだ。

一方だけでは存在出来ない。

それなのに一方だけに目がいってしまうのは、そこに「優劣」が存在するという勘違いからだ。

思い込みや勘違いが悲劇を生む。

いや、それとも喜劇だろうか。

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