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不在

今年は法事の多い1年だった。

毎月、誰かしら見知った人が旅立たれたという知らせを聞いた。

香典も複数回お包みした。

あの見知った人がこの世を不在にしているという事に、

ふと、気がつくと、

何とも言えない不思議な心持ちになる。

それは、人だけではなく、

例えば、何かの建造物だったりもする。

不便でも、文句をつけたくなっても、嫌だなとか、

マイナスと言われる様な事を思っても、

何か意識を持ってぶつけられるだけ良いのかもしれない。

とは言え、あまり苛々したくはないものだが。

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