あけましておめでとうございます
年が明け2019年がスタートしました。
治療院は昨日、1月2日から診療を開始しました。
今年は、玄関に故郷の高千穂で作られた注連縄を飾りました。その風習に習い、1年間注連縄を飾った状態となります。
少し変わった注連縄で、赤と緑の紙が下がっています。赤い紙は火(陽)、緑の紙は水(陰)をあらわしています。
火と水は、生活を送る上で欠かせないものです。そして命のはじまりでもあります。
中国医学では、生き物の基本を水と考え、またその中に火が入り燃えることからそれが魂となり人間が形成されていくと考えます。
その話を知った時、卵子の中に精子が入り受精することによって、勢い良く核分裂がはじまっていく、そんな様子がふっと頭に思い浮かびました。
社会自体は複雑化しておりますが、人の営みというのは至ってシンプルなものなのだと思っています。
出来るだけ自然に触れ、土を感じることのできる環境に身をおいて、季節の移ろいを感じられる心身でありたいと思います。
また、そういった環境を提供できる治療室づくりも考えておりますので、新しい動きが形となり次第ご報告させていただきます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、近年までは、元旦から親戚の家を訪ね、還暦近いニートとおせちをつつき、大笑いしながら一升瓶を開けるというお正月を過ごしておりましたが、
さすがに消化不良の年末が続くと、(胃もたれとかそういうわけではなく、1年を通して終了させることのできなかった調査等が残っている状態の例えです)
もうすぐ不惑を迎える身としては、流石に親戚のことはとても心配だけれども、自分のやっておきたい事を優先させなければ、モヤモヤ感がずっと残ってしまい、かえってそれが実生活や周囲の方々へ悪影響を与えることになりかねないと判断し、
「生活習慣を改めるためにどうしていくかを考える。」という正月の過ごし方を選択しました。
基本的に人間は怠けるように出来ておりますので、いくらでもだらしなくなれます。
楽をすればするほど退化します。
と、意気込んではいるものの、実際のところは、この一年がどうなっていくのかは、日々を積み重ねてみないことにはわかりませんが。