誰のためなのか
うちで行っている治療は、長期にわたらなければ実感が出来ない。
つまり、うちに訪れる方々は、目に見えない、すぐには結果がわからないものに対価を支払うことになる。
まあ、なんて胡散臭い。
その上、本能と煩悩の塊のような、胡散臭い女が主として構えているもんだから、これはこれでまたあやしいことこの上ない。
さて、そんなことはさておき、
先日、先進医療を受けるために関東へ戻られる方から連絡をいただいた。
先進医療を受けている間も鍼灸を受け続けたいので、同じようなことをしてくださる先生がいらしたら紹介を・・・と。
おそらく沢山の鍼灸師の先生がいらっしゃると思う。
しかし、なかなか紹介となるとどうしたものかと考える。
まず、こちらでの状況を伝えるにしても、共通の認識、共通の言葉が必要である。
また、どのような方針で治療を行っているのかということも、お互い知る必要があるのではないか。
わたくしは勉強不足な人間であり、胡散臭い女である。
足りない頭を抱えながらも、それなりに色々考える今日この頃。