大分市における施術料助成事業について
大分市の国民健康保険加入の方を対象とした、はり、きゅう並びにあん摩マッサージ及び指圧施術料の助成事業が平成30年3月31日をもって終了することになりました。
と、このように長々と書かれてもわかりにくいものです。
単純に言ってしまえば、国保の方がご利用できていた、1回あたり1,100円の補助券がなくなりました。
年間で48回分。おそらく週に1回×12ヶ月の計算かと思われます。年間52,800円分の補助。
こちらが、綺麗さっぱりなくなりました。
お達しが来ましたのが、3月のはじめでした。
その後についての案内が届きましたので、ご利用いただく方に必要な箇所をお知らせいたします。
①利用対象者
大分市に住所を有し、かつ現に居住する65歳以上の高齢者
②利用限度回数
年度内最高30回
③利用制限
⑴1日1回(1,100円を助成)のみの施術利用となります。
⑵1日2か所以上の施術所または2回以上の施術利用はできません。
⑶施術所のみの利用のため、訪問による施術は助成対象外です。
⑷健康保険の療養費が支給される施術は助成対象外です。
以前と変わる点は、ご利用いただける方が、国保の方だけではなくなったこと。
つまり間口が広がったとも言えます。
所得制限もなくなりましたし。
ただ「高齢者の健康増進のための高齢者福祉事業」として実施されることになりましたので、ご利用いただける対象の方の年齢が65歳以上となります。
2015年10月時点での、大分市の人口が478,146(千人)、うち65歳以上の人口は116,354(千人)。
当時の高齢化率が24.7%。(『大分県の経済と産業(2018)』大分銀行経済経営研究所より)
そこから約3年が経過しているので、単純に考えても65歳以上の方は増加していると予測できます。
出来るものなら、現役で働いておられる方にこそ補助していただけたらなと思うのですが、中々難しいのかもしれません。
↓大分市の平成30年度当初予算(案)及び平成29年度3月補正予算(案)