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内傷があるから外邪に侵されるという考え方。

今年のように、気候の変化が極端だと、体調を崩される方はとても多い。

御高齢の方をはじめ、過労状態にある方やストレスを受けやすい環境に身を置く方、またストレスを感じやすい方等々。

東洋医学の考え方で「内傷があるから外邪に侵される」というものがある。

もの凄くざっくり言ってしまえば、

ストレスというのは自分自身を内側から消耗させてしまう。
そうすると外部環境の影響を受けやすくなるということ。

年齢を重ねていけば、当然のごとく消耗していくのだけれど、体力的にも精神的にも無理してしまう人は、歳をとってなくとも影響を受けやすい。

例えば、子供さんを見ていてこういうことはないだろうか。

他の兄弟はインフルエンザにかかっても、末っ子ちゃんだけかからなかったりみたいな。

カサカサ肌のお兄ちゃん、お姉ちゃんは、毎日うんこが出なかったり、出たとしてもコロコロうんちだったり。

手足も冷たかったりすることも。

子供は陽の気の塊だから、本来なら温かいものだと思うのだが。

子供は大人が思っている以上に敏感で、色んな事を見たり聞いたりしながら小さいなりに気を遣っているようにも思う。
まさしく肌で感じているといったところだろうか。

少し話がずれてしまった。

「内傷があるから外邪に侵される」

これは体調だけでなく、人間関係にも言える。

調子の悪い時にはなぜか変な人と付き合ってしまう事もある。

そういう時というのは自分ではなかなか分からなくて、何かが起きてしまってからしまったと思う。後悔先に立たず。

体調が良い時というのは、非常に判断力も優れている。

よく経営者の方が「仕事と思って休みます。」と仰ったり、心身のメンテナンスを怠らないのは、様々な事に判断を下さなくてはならないのにその判断が狂うと困るからだそうだ。

経営者の方ではなくとも、人間は日々何かを判断し選択しながら生活を送っている。

体調が整っていないと精神状態もあまりよろしくはない。

その逆も然り。

とりあえず、冷やさぬに限ります。
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