6,500万円の寄附
冷えると身体が痛むので、身体の保温を目的として、塩化物泉の浜田温泉へ。(亀川)
入湯料は100円。
浴槽の広さは2×3㎡くらい。天井は高く、とてもしっかりとした造り。
ここはバリアフリーなうえ、脱衣所兼ロッカーが丸見えなので、色んな意味で安心感がある。
薄緑色にも見えるお湯にたぷんと浸かる。
湯気に光が差し、それを眺めていると日々の焦りを、一瞬だが忘れてしまう。
浸かりすぎて真っ赤になっている私に、
「脚に水をかけよ!ここは本物の温泉やけん。湯あたりするんや!」
地元のおばちゃんが、繰り返しアドバイスを下さった。
道路を挟んで向かいには、浜田温泉資料館がある。
昭和10年に建てられた浜田温泉を改造し、古い趣そのままをみることが出来る。
別府の方は「別府は温泉しかねえけんな」と仰るが、
写真等の資料を見ていると、「別府八湯」というものは、
先人の工夫と御尽力により掘り出され、作りだされた物なのだということがわかる。
別府に対するイメージが随分変わってしまった。
また、この浜田温泉資料館は、個人の方からの6,500万円もの寄附により保存・運営されているとのこと。
はぁ・・・。
凄い。