寄る年波には勝てぬのです。
16年ぶりにボルダリングをしてきました。
心地よい痛みが、眠っていた筋肉を覚醒させてくれているような感じがします。
もしかしたら、シックスパックもちらりと顔を出してくれたりはしないでしょうか?
高校を卒業して、高千穂のJAで出納窓口勤務をしていた頃、2年ほど宮崎県の山岳競技の強化選手として活動していたことがありました。
私は、非常にストレスに弱い人種です。お勤めには向いていませんでした。
今思えば、職場や同居する家族の事から目を逸らしたいがために、ほぼ毎週末、片道4時間かけて、宮崎駅の裏にある(現在もあるのでしょうか?)人工壁に登りに行っていたのだと思います。
当時は、ただただ、もっと登れるようになるにはどうしたら良いかという事で頭をいっぱいにしておりました。
はっきり言って、現実逃避でしかなかったのです。
久しぶりに登ったのは、体力づくりにボルダリングをはじめた友人に便乗しての事ではありますが、40歳が近くなってきて、筋力・体力の低下は無視できなくなってきました。
そこに、ここ数年の気候の変動の激しさというか、極端さがそこに拍車をかけてきている感じが否めなかったので、日常生活に変化を起こす事にしました。
同じ事を繰り返しながら、違う結果を求めるなんて狂っている。というような事を言っていたのは、確かアインシュタインだったような気がします。
寄る年波には勝てませんが、ささやかな抵抗を始めていこうと思います。
治療室でも、ささやかな変化を、少しずつ取り入れて行く予定です。