お父さんは心配性
人間にはさまざまなタイプが存在する。
そのなかに、心配性というタイプがある。
自分は何か病気を煩っているのではないかと、自分で不安を作り出しては、本当に病気になってしまうタイプだ。
生真面目な性格が生み出す妄想によって、現実の身体が損傷するとは、なんとも恐ろしい話である。
しかも、このようなタイプは、生真面目で心配性なわりには、ある意味健康に対して無関心であるという矛盾を孕んでいる。
健康のためにといって、何かを取り入れることには抵抗がないのだが、自分の身体の状態を測ることには、興味がないというか、関心がないというか、認識がないというか?
ただ、これは致し方ないともいえる。
なぜならば、人間の身体についての知識を学ぶ機会が少ないからだ。
しかも極端に。
しかし、健康食品や健康グッズといったものや情報は溢れていて、それが良いのか悪いのかという判断も出来ないまま、言うなりになっているようにも見える。
知識がないから、判断のしようがない。
だから、有名人が使っている、口コミの評価が高い、などが判断基準になってしまうのかもしれない。
人間にはさまざまなタイプが存在する。
誰一人として、同じ人間は存在しない。
この世にたった一人の、他人とは異なる自分。
せめて毎日血圧を測るとか、便やお小水のチェックくらいはしてみて欲しい。
それは、自分の身体の現状と未来を知る手がかりになる。