不妊治療について その2
私自身は、妊娠・出産の経験は無い。
そして現在35歳。独身。結婚経験全く無し。
一時期「妊娠も出産も、子育てもしていない、夫婦生活の大変さも知らないあなたに何も言われたくない。」
という言動に対抗しようとして、
やっきになって、結婚して子供を産もうと思ったことがある。
しかし、それでは結婚相手にも、生まれてくる子供にも失礼だ。
それに、医師がご自身が扱う全ての疾患を体験しているか?といえば
そういう訳ではない。という事に気がつき、
意地と体裁を繕うためだけの婚活をやめた。
それから、自分自身の寂しさを埋めるためだけの恋愛もどきもやめた。
相手にも、自分にも、お互いの親にも失礼だからだ。
子供を望み、産み、育てていく事は素晴らしいことだ。
また、この人の子供を授かりたい!と思えるパートナーに出会えていれば
それもまた素晴らしいことだ。羨ましい!
理想論かもしれない。
子供は愛の結晶であって欲しいし、幸せになって欲しい。
それは甘やかすと言うこととは別ものだ。
子供は親の持ち物でも、アクセサリーでもない。
子供を妊み、産むと言うことは、
当たり前だが
この世の中に「人間」を新たに存在させるという事だ。
そこには大きな責任と覚悟が伴うものだと私は思っている。